
オーストリア戦役
-Deep breath at the wheel of Donau side-
※仕様は品質向上の為変更する場合がございます。

発売日 | 2020年10月31日 |
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販売価格 | 先行配信価格 |
対応OS | Android4.4以上 |
※GooglePlayに対応している機種に限ります。Google nexus7 での動作が動作基準となります。
■iOS版
発売日 | 2020年10月31日 |
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販売価格 | 先行配信価格 |
対応OS | iOS10.0以上 |
※AppStoreからの配信となります。初代iPadには対応しておりません。
■Windowsストア版
発売日 | 2020年10月31日 |
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販売価格 | 先行配信価格 |
対応OS | Windows10 |
メモリ | 4GB以上推奨 |
グラフィック | True Color(32bit) |
DirectX | 1.2以上 |
■Amazonアプリストア版
発売日 | 2020年10月31日 |
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販売価格 | 先行配信価格 |
対応OS | Fire OS 5.3以上 |

オーストリア戦役-Deep breath at the wheel of Donau side-

( ゲームデザイン:谷村勝一郎 )
オーストリア戦役ってどんなゲーム?
1806~1807年のドイツポーランド戦役に勝利したナポレオンは、この後、ポルトガル・スペインで繰り広げられる半島戦争にその労力を奪われます。この隙を突いて、再びオーストリアが動き出しました。バイエルンへ進軍した他、フランスの影響下のワルシャワ公国、イタリアへも進軍します。
こうして繰り広げられた戦いが1809年のオーストリア戦役です。バイエルンへ侵攻したオーストリア軍を率いていたのはカール大公でした。彼はナポレオンやフランス軍を研究しており、巧みに戦い続けてフランス軍を苦しめます。その結果、フランス軍は勝利するものの有能な元帥を失うなど、大きな痛出を被りました。
こうした欧州の大国同士、フランスvsオーストリアの戦いをナポレオンシリーズとして展開します。会戦のモチーフとしては、「エックミュールの戦い」「アスペルン・エスリンクの戦い」「ワグラムの戦い」等を取り扱う予定です。
【収録内容】
- トイギ・ハウゼンの戦い(チュートリアルシナリオ)
- エックミュールの戦い
- アスペルン・エスリンクの戦い
- ワグラムの戦い(先行配信シナリオ)
- ウィーン戦役
- 皇帝陛下万歳1809(仮称)
ゲームのシステム
ゲームは次の手順で進めます。ゲーム中は、勝利条件を満たすまで、この手順を繰り返し、勝利条件を満たした時点で終了します。ゲームの操作方法や注意点は、遊び方のページをご覧下さい。
【ゲームの手順】1.手番の決定(先攻と後攻を決定)
2.イベント(手番の決定で双方同じサイコロの目が出た場合)
3.先攻陣営の行動1
4.先攻陣営の行動2
5.後攻陣営の行動
6.接敵ユニットの戦闘(未行動のユニットのみ)
※イベント発生時は3.~6.の手順は無くなる場合があります。
【勝利条件】
●ワグラムの戦い
勝利陣営 | 達成条件 |
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フランス軍 | オーストリア軍司令官ユニットの撃破 |
指揮官ユニット以外のオーストリア軍ユニットの全滅 | |
オーストリア軍 | フランス軍指揮官ユニットの撃破 |
指揮官ユニット以外のフランス軍ユニットの全滅 | |
引き分け | タイムオーバー |
【イベント一覧】
●ワグラムの戦い
ダイス(※) | 発生イベント | イベント内容 |
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開始時 | 進撃開始 | オーストリア軍は行動回数が3 |
1 | オーストリア軍の反撃 | オーストリア軍は行動回数が3 |
2 | 戦場の音楽隊 | オーストリア軍は全ユニット混乱回復、行動回数が3 |
3 | ドナウの溜息 | フランス軍が先攻で行動回数が1、戦闘力がー1、オーストリア軍は後攻で行動回数が2 |
4 | 追撃 | 前回先攻側が再度手番を実行 |
5 | 反撃 | 前回後攻側が手番を実行 |
6 | 追撃 | 前回先攻側が再度手番を実行 |
7 | ナポレオニックカーネル | フランス軍は戦闘力が+1 |
8(1度目) | ヨハン大公の援軍到着 | オーストリア軍の援軍が到着 |
8(2度目以降) | 戦場の音楽隊 | オーストリア軍は全ユニット混乱回復、行動回数が3 |
9以上 | タイムオーバー | 停戦 |
※数値は振ったダイスの目とその時の[TIME]の合計値
- 先攻と後攻 サイの目が大きい方が先攻となります。行動回数は先攻が2回、後攻が1回。戦闘後は強制的に手番を終了します。
- 手番時の行動 移動-移動-戦闘、移動-戦闘、戦闘の何れかの行動が可能です。
- ステータス ユニットの数値の左側が戦闘力、中央が防御力、右側が移動力です。
- 移動 各ユニットは移動力の値だけへクスを移動できます。但し敵ZOCの影響を受けます。
- ZOC 敵ユニットの隣に入るとそれ以上の移動は不可となります。
- 強ZOC 敵ZOCから敵ZOCへの移動はできません。敵ZOCからの移動は1へクスまでです。
- 戦闘 戦闘を仕掛けた側が攻撃側、受けた側が防御側、強制戦闘は先攻側が攻撃側となります。攻撃側は戦闘力、防御側は防御力の合計値+サイの目の合計が大きい方が勝利します。
- 戦闘時の支援 隣接又は選択した敵ユニットに隣接する自軍ユニットが戦闘に参加します。
- 強制戦闘 後攻手番後に戦闘未参加ユニットは隣接する全ての敵ユニットと戦闘を行います。
- 軍団効果 同一軍団のユニットが戦闘に参加した際に砲兵支援により、攻撃側だと戦闘力に+1、防御側だと攻撃側の戦闘力に-1されます。
- 混乱発生 敗北したユニットまたは戦力差+3以上の戦闘で引き分けた騎兵ユニットは混乱状態となり、行動力を失います。
- 除去 戦闘で二倍以上の差で敗北したユニット、混乱状態で敗北したユニットは除去されます。
- 前進 手番側は戦闘後に敵が除外された場合、除去されたユニットのへクスに移動できます。
- 強制前進 騎兵ユニットが前進可能な場合は強制的に前進が行われます。
- 混乱回復 混乱ユニットは[混乱回復]コマンドで回復チェックができます。※行動回数1消費
- 回復チェック サイの目が3(騎兵は4)以上なら混乱状態から回復します。
- 回復効果 回復チェック時にサイの目に+1の効果を得ます。
- TIME イベントの発生で[+1]されます。ただし、最大値は[+4]です。
- フランス軍第7軍団・第11軍団の増援 TIME値が[+3]になると登場します。
- オーストリア軍の増援 イベント『ヨハン大公の援軍到着』で登場します。
オーストリア戦役とは

半島戦争の勃発:ポルトガル・スペインへの介入
ドイツポーランド戦役でプロイセン軍とロシア軍に勝利したナポレオンは、ポルトガルへ侵攻する。大陸封鎖令を強化する為、イギリスと貿易を続けるポルトガルへの制裁であった。この時、当初はフランスに好意的だったスペインも、ナポレオンが政治介入し出すと次第に反目。各地でフランスに対する暴動が勃発し、不毛な消耗戦となる。
こうして、当初こそ順調に進んでいたポルトガルへの侵攻だったが、スペインの離反とその後のイギリス軍の上陸によって次第に泥沼化。フランス軍の主力を絶えず投入し続けなければならなくなり、その影響で後の「ロシア戦役(1812年)」において主力を投じる事が出来ず、ナポレオンはこの半島戦争を「スペインの潰瘍」と表現した。
オーストリアの参戦:第五次対仏大同盟の結成
こうしたフランスの状況から、オーストリアは前年に敗北したプロイセンとロシア抜きでイギリス、スペイン等と共に1809年4月に第五次対仏大同盟を結成。フランスとの対決姿勢を明確にした。オーストリアは軍を編成し、バイエルン、ワルシャワ公国(ポーランド)、北イタリアへ侵攻を開始する。
そしてオーストリア軍は1805年の戦いと同様に、バイエルンでフランス軍と衝突を始めた。オーストリア軍を率いていたのは、オーストリア帝国皇帝フランツⅠ世の弟であるカール大公。フランス軍を任されていたのは、参謀として活躍していたベルティエ。だが、ベルティエは当初の行動で失態を続けてしまい、ナポレオンが急行する事態となったのであった。
オーストリア戦役:ナポレオンvsカール大公
カール大公の巧みな作戦により、防戦一方のフランス軍ではあったものの、ナポレオンが戦場に到着した事により状況は一転。1809年4月のエックミュールの戦いにおいて、フランス軍は勝利する。こうしてバイエルンでの一連の戦いが終わり、次の戦場はオーストリアの首都ウィーン近郊へ移っていく。
1809年5月、ナポレオンはウィーン近郊のアスペルン・エスリンクの戦いで敗北する。この時、ランヌ元帥が戦死してしまうなど大きな痛手を負うものの、7月のワグラムの戦いには勝利。前年のプロイセンに勝利した事と合わせて欧州の支配者となったナポレオンは、オーストリアの皇女を娶る事で婚姻関係を築き、この後のオーストリアはフランス寄りの勢力となるのであった。
ドイツの制圧:ナポレオンの絶頂期
プロイセン、オーストリアと立て続けに勝利したこの時のナポレオンは、まさに人生の絶頂期だったと言える。半島戦争に問題は残されていたものの、千年帝国・神聖ローマ帝国を解体し、軍事強国プロイセンを下し、大国オーストリアを陣営に加えたからだ。また、その他のドイツ諸侯もフランス陣営であり、ここにフランスとドイツ、イタリアをも合わせ持つ、ローマ帝国の再現とも言える状態を築く。
だが、未だ半島戦争は終わりが見えず、フランス兵はそちらにとられていた。そんな中、ドイツ諸侯とイタリアの兵だけでもロシアと戦える状態にあった事が、後にロシア戦役へ踏み切るひとつの要因となった。
しかし、光があるところには必ず影があるように、この絶頂期にも次第に影が差し始める。ロシア戦役に敗北した事で、ドイツ諸侯は雪崩を打って次々にナポレオンを見切っていったのである。
更新履歴
2021/01/07 0.9.8.0 Amazonアプリストア版アップデート
2021/01/07 0.9.8.0 Microsoftストア版アップデート
2021/01/07 0.9.8.0 iOS版アップデート
2021/01/07 0.9.8.0 Android版アップデート
2020/11/09 0.9.7.0 Amazonアプリストア版アップデート
2020/11/09 0.9.7.0 Microsoftストア版アップデート
2020/11/09 0.9.7.0 iOS版アップデート
2020/11/09 0.9.7.0 Android版アップデート
2020/10/31 0.9.6.0 Amazonアプリストア版先行配信開始
2020/10/31 0.9.6.0 Microsoftストア版先行配信開始
2020/10/31 0.9.6.0 iOS版先行配信開始
2020/10/31 0.9.6.0 Android版先行配信開始
