ドイツポーランド戦役-Case of the campaign by Napoleonic kernel-|サイフォンが放つ一人プレイ型タブレットウォーゲーム
ドイツポーランド戦役‐Case of the campaign by Napoleonic kernel‐ ソロアプ‐solo app‐

ドイツポーランド戦役‐Case of the campaign by Napoleonic kernel‐

ドイツポーランド戦役

( ゲームデザイン:谷村勝一郎 )

ドイツポーランド戦役ってどんなゲーム?

 1805年12月、アウステルリッツの戦いに勝利したナポレオンは、神聖ローマ帝国を解体させて親フランス政権寄りのライン同盟を結成します。この事態にプロイセンが反発。イギリス、ロシア等と共に第4次対仏大同盟を結成しました。
 この事態にナポレオンはプロイセンへ侵攻し、フランスとプロイセン・ロシアとの会戦が行われました。フランスは当時、天才ナポレオンが率いる大陸最強の陸軍を保有していました。対するプロイセンは、フリードリッヒ大王(フリードリッヒ2世)時代、オーストリアやロシアなど周辺の大国と戦争を繰り返していた軍事強国です。大王は没していましたが、共に戦った将軍たちは未だ健在でした。
 こうした陸軍大国のフランスと、軍事強国プロイセン及びロシアとの戦いをナポレオンシリーズとして展開します。会戦のモチーフとしては「イエナ・アウエルシュタットの戦い」「アイラウの戦い」「フリートラントの戦い」を取り扱う予定です。


ゲームのシステム

 ゲームは次の手順で進めます。ゲーム中は、勝利条件を満たすまで、この手順を繰り返し、勝利条件を満たした時点で終了します。ゲームの操作方法や注意点は、遊び方のページをご覧下さい。

【ゲームの手順】
1.手番の決定(先攻と後攻を決定)
2.イベント(手番の決定で双方同じサイコロの目が出た場合)
3.先攻陣営の行動1
4.先攻陣営の行動2
5.後攻陣営の行動
6.接敵ユニットの戦闘(未行動のユニットのみ)

※イベント発生時は3.~6.の手順は無くなる場合があります。


【勝利条件】
●イエナの戦い
勝利陣営達成条件
フランス軍指揮官ユニット以外のプロイセン軍ユニット全滅
プロイセン軍の指揮官ユニットの撃破
タイムオーバー
プロイセン軍勝利指揮官ユニット以外のフランス軍ユニット全滅
フランス軍の指揮官ユニットの撃破

【イベント一覧】
●イエナの戦い(先行配信版)
ダイス(※) 発生イベント イベント内容
開始時黒鷲騎士団の攻撃プロイセン軍は戦闘力+1、行動回数3
 1リュッヒェルの援軍到着プロイセン右翼軍の登場(※一度のみ)
 2戦場のフルートプロイセン軍は全ユニット混乱回復、行動回数3
 3戦場の霧先攻側の戦闘力-1、フランス軍は行動回数1、プロイセン軍は行動回数2
 4追撃前回先攻側が再度手番を実行
 5反撃前回後攻側が手番を実行
 6追撃前回先攻側が再度手番を実行
 7ナポレオニックカーネルフランス軍は戦闘力+1
 8戦場のフルートプロイセン軍は全ユニット混乱回復、行動回数3
 9以上タイムオーバープロイセン軍撤収

※数値は振ったダイスの目とその時の[TIME]の合計値


【主なルール】
  • 先攻と後攻 サイの目が大きい方が先攻となります。行動回数は先攻が2回、後攻が1回。戦闘後は強制的に手番を終了します。
  • 手番時の行動 移動-移動-戦闘、移動-戦闘、戦闘の何れかの行動が可能です。
  • ステータス ユニットの数値の左側が戦闘力、中央が防御力、右側が移動力です。
  • 移動 各ユニットは移動力の値だけへクスを移動できます。但し敵ZOCの影響を受けます。
  • ZOC 敵ユニットの隣に入るとそれ以上の移動は不可となります。
  • 強ZOC 敵ZOCから敵ZOCへの移動はできません。敵ZOCからの移動は1へクスまでです。
  • 戦闘 戦闘を仕掛けた側が攻撃側、受けた側が防御側、強制戦闘は先攻側が攻撃側となります。攻撃側は戦闘力、防御側は防御力の合計値+サイの目の合計が大きい方が勝利します。
  • 戦闘時の支援 隣接又は選択した敵ユニットに隣接する自軍ユニットが戦闘に参加します。
  • 強制戦闘 後攻手番後に戦闘未参加ユニットは隣接する全ての敵ユニットと戦闘を行います。
  • 軍団効果 同一軍団のユニットが戦闘に参加した際に砲兵支援により、攻撃側だと戦闘力に+1、防御側だと攻撃側の戦闘力に-1されます。
  • 混乱発生 敗北したユニットまたは戦力差+3以上の戦闘で引き分けた騎兵ユニットは混乱状態となり、行動力を失います。
  • 除去 戦闘で二倍以上の差で敗北したユニット、混乱状態で敗北したユニットは除去されます。
  • 前進 手番側は戦闘後に敵が除外された場合、除去されたユニットのへクスに移動できます。
  • 強制前進 騎兵ユニットが前進可能な場合は強制的に前進が行われます。
  • 混乱回復 混乱ユニットは[混乱回復]コマンドで回復チェックができます。※行動回数1消費
  • 回復チェック サイの目が3(騎兵は4)以上なら混乱状態から回復します。
  • 回復効果 回復チェック時にサイの目に+1の効果を得ます。
  • TIME イベントの発生で[+1]されます。ただし、最大値は[+4]です。
  • プロイセン右翼軍の増援 イベントもしくはTIMEが[+2]になる(※)と、プロイセン軍のユニットが登場します。※既にイベントで登場している場合は登場しません
  • フランス軍騎兵予備の増援 TIME値が[+4]になると、フランス軍のユニットが登場します。

ドイツポーランド戦役とは

ドイツポーランド戦役

千年帝国の解体:皇帝と諸侯の独立

 1805年12月、アウステルリッツで生じたフランス軍vsオーストリア・ロシア連合軍との三帝会戦に勝利したナポレオンは、形骸化していた神聖ローマ帝国を解体させた。結果、神聖ローマ帝国皇帝フランツ2世は帝国に含まれていなかったハンガリーと合わせて、オーストリア帝国皇帝フランツ1世として独立。その他諸侯の多くは、ライン同盟として親フランス政権となる。
 この時、神聖ローマ帝国を構成していたブランデンブルク選帝侯も、オーストリアと同様に神聖ローマ帝国に属さないプロイセンを所有していた為、こちらも晴れて帝国に束縛されないプロイセン王となった。だが、フランスの影響がドイツにまで及ぶ事への危機感はくすぶり続けていた。

第4次対仏大同盟:フランスvsプロイセン

 ドイツ(旧神聖ローマ帝国領)にはザクセンという選帝侯を輩出していた土地があり、その北方にハノーファーというプロイセン王の影響下の土地があった。ちなみに当時のイギリス王は、この地から出ているのでハノーファー朝と言う。このハノーファーをイギリスへ渡す話が出てきた事から、プロイセン王の不信感は爆発する。
 アウステルリッツの戦いでプロイセンが傍観していた様に、今回はオーストリアが傍観する。両国は長年戦争していた間柄だったのでこの流れは致し方ないが、こうしてフランス対プロイセンの構図が出来上がった。両者は1806年10月にイエナ・アウエルシュタットの戦いで会戦したが、フランスが勝利を収めてそのままベルリンを制圧した。

ロシアの援軍:フランスvsロシア

 フランスに敗北したプロイセン王は、ベルリンを捨ててプロイセンへ逃亡。当然ながらフランス軍も追撃した。フリードリッヒ大王以来のプロイセン軍を失ったプロイセン王を支援したのは、アウステルリッツの戦いでオーストリアを支援したロシアだった。ロシアの援軍がプロイセンに到着し、冬に入り戦線は膠着した。
 この時、冬営していたフランス軍の中でネイの軍団が勝手に行動を開始。偶然ながら、迂回して奇襲を目指していたロシア軍と遭遇し、2月の真冬にアイラウの戦いが始まった。後年のロシア遠征を予感させる厳しい戦いとなった。この後、フランス軍は6月のフリートラントの戦いでロシア軍に勝利し、プロイセンの敗北が確定した。

その後:フランスの覇権とプロイセンの軍制改革

 敗北したプロイセン軍は、後の第一次世界大戦で敗北したドイツの如く厳しい制約を受けた。しかしながら、この敗北により悪い意味でのフリードリッヒ大王時代のしきたりから脱する事ができた。フランス軍に対する敗北が、プロイセン軍の軍制改革の始まりでもあったのである。
 対するフランス軍には絶頂期が訪れる。オーストリア、プロイセンという大国に勝利し、介入したロシア軍にも二度にわたり勝利したからだ。この後、ナポレオンはスペインの王位継承に介入、ゲリラ戦に悩まされるが、これを好機と見たオーストリアを再度屈服させ、ヨーロッパの覇権を手にするのであった。

更新履歴

2020/09/16 0.9.6.0 Amazonアプリストア版先行配信開始
2020/09/16 0.9.6.0 Microsoftストア版先行配信開始
2020/09/16 0.9.6.0 iOS版先行配信開始
2020/09/16 0.9.6.0 Android版先行配信開始


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