「オーストリア戦役」歴史コンテンツ追加でver1.1.0.0へ更新!
３０年戦争から普墺戦争に至る前近代のドイツ地方の変遷を解説

　2021年9月7日(火)、ナポレオンシリーズ「オーストリア戦役‐Deep breath at the wheel of Donau side‐」を更新しました。新しいバージョンはver1.1.0.0となります。
　今回の更新より、歴史コンテンツ「皇帝陛下万歳～国際秩序の変遷～」を追加しました。こちらのコンテンツでは、主にドイツ３０年戦争から普墺戦争に至る前近代のドイツ地方の移り変わりを、同シリーズ前作と同様にビジュアルとテキスト、矢印表記などを用いて紹介しております。

■ver1.1.0.0での変更点
・歴史コンテンツ「皇帝陛下万歳」の追加
・ヒストリカルシナリオ「ランツフートの機動」のオーストリア軍モードを
　キャンペーンシナリオ「ドナウ戦役」へ統合
・各シナリオの台詞、エンディングテキストを刷新

■GooglePlay配信アドレス
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.si_phon.DeepbreathatthewheelofDonauside

■AppStore配信アドレス
https://itunes.apple.com/jp/app/id1537748288?mt=8

■Microsoftストア配信アドレス
https://www.microsoft.com/store/apps/9P2JWMR2CLQ6

■Amazonアプリストア配信アドレス
https://www.amazon.co.jp/dp/B08M3MPMKJ/

■公式ホームページ
オーストリア戦役‐Deep breath at the wheel of Donau side‐
http://si-phon.jp/solo/006/

オーストリア戦役の皇帝陛下万歳

　今回収録する歴史コンテンツ「皇帝陛下万歳」では、【プレスブルクの和約】【オーストリア帝国】【バイエルン王国】【プロイセンとベーメン】【オーストリア継承戦争】【７年戦争】【普墺戦争】の７つを収録しています。
　テーマは、オーストリアとプロイセンの関係性に関する説明と、神聖ローマ帝国時代から続く因果関係について、バイエルンやベーメンといった重要となる地名の説明を含め、コンテンツと致しました。

プレスブルクの和約

　こちらはオーストリア戦役ではなく、1805年に生じたアウステルリッツの戦いの講和条約となります。この条約により神聖ローマ帝国は解体されました。
　神聖ローマ帝国が解体された事により、オーストリアは帝国外に持っていたハプスブルク家の領土であるハンガリーなどと合わさり、新たにオーストリア帝国として誕生しました。

オーストリア帝国

　神聖ローマ帝国の解体によりあらためて誕生したのが、オーストリア帝国です。領土はオーストリアの他にハンガリーやスロバキア、クロアチアなども含まれた為、他民族の国家でした。
　この帝国は後の第一次世界大戦、第二次世界大戦での敗北により、オーストリア、ハンガリー、チェコ、スロバキアなどに分割していきます。

バイエルン王国

　西のバイエルン、東のザクセンというくらいにドイツを代表する古い国ですが、この国は長い歴史の中で常に戦乱に巻き込まれてきました。
　その訳は、中世の皇帝位を争う戦乱へ近世でフランスが肩入れしてきた為であり、更に複雑な因果関係が生じました。

プロイセンとベーメン

　ドイツ騎士団領を母体とするプロイセンは一時、勢力が衰えた時期にブランデンブルクの支配下に入る事で、ドイツの新興勢力として力を増していきます。
　神聖ローマ帝国内において、オーストリアの次席に相当する勢力となった事から、両者の関係性はあまり良好でなく、その間に位置するベーメン（ボヘミア）は戦火に晒される事となります。

オーストリア継承戦争

　1701年に始まるスペイン継承戦争において、プロイセン公フリードリヒはハプスブルク家を支持した事から、プロイセン王を認められフリードリヒ１世となります。
　ところが孫のフリードリヒ２世の代になると、ハプスブルク家の相続問題から両者の関係性は悪化。それが戦争状態まで発展したのがオーストリア継承戦争です。

７年戦争

　オーストリア継承戦争の後、イギリス、フランス、ロシア等を巻き込んで世界規模の戦争となったのが７年戦争です。
　プロイセン王フリードリヒ２世は苦戦するものの最後には勝利を果たし、大王と呼ばれる名声とシュレジエンなどの土地を獲得しました。

普墺戦争

　ナポレオン戦争後もドイツの完全な統一は成し遂げられず、ドイツ人の国とするか、他民族国家オーストリアを含むものとするかが問題とされてきました。
　この問題に対して、一応の決着をつけたのが普墺戦争です。この戦争によりドイツの形が固められ、前近代から近代史へ踏み込んでいく事となります。

「ドイツポーランド戦役」キャンペーンシナリオ2本＋
歴史コンテンツ追加でver1.1.0.0へ！更新は9月中旬

　8月に更新を予定しておりましたナポレオンシリーズ「ドイツポーランド戦役‐Case of the campaign by Napoleonic kernel‐」につきまして、当初発表しておりましたキャンペーンシナリオ2本の実装に追加する形で歴史コンテンツ「皇帝陛下万歳」の実装も併せて行い、それをもってver1.1.0.0とさせていただくこととなりました。その為、更新は9月15～16日を目途とします。
　次回追加する2本のキャンペーンシナリオは、各々異なるシステムを採用しています。「ドイツ戦役」に関しては、戦闘序列画面でプレイヤーが各軍団を自由に配置することができ、その配置によってユニットの登場時期や、初期セットアップの内容が変化します。
　また、処理速度向上の為の内部プログラムの変更も合わせて行なっており、この変更は今後その他のタイトルにも順次適用してまいります。

■公式ホームページ
ドイツポーランド戦役‐Case of the campaign by Napoleonic kernel‐
http://si-phon.jp/solo/005/