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「しまにょ艦隊-謎の国籍不明潜水艦を撃沈せよ-」ver2.0更新!!
64bit版対応、Amazonアプリストア版も追加

 ソロアプ「しまにょ艦隊-謎の国籍不明潜水艦を撃沈せよ-」を更新致しました。新たなバージョンはver.2.0.0.0となります。
 こちらは、日本近海を舞台に繰り広げられる架空戦となっており、プレイヤーは謎の国籍不明潜水艦に立ち向かうべく編成された、しまにょ艦隊を率いてミッションに向かいます。
 他のver2.0タイトルと同様に、マルチアスペクト比率の画面出力に対応しました。また、Google Playの64bit版への対応、Amazonアプリストアでの配信も開始致します。


■しまにょ艦隊ver.2.0.0.0修正内容
 ・プレイヤー手番にて艦隊と哨戒機ユニット双方を行動可能
 ・哨戒機がソノブイ投下後そのまま帰還可能
 ・敵潜水艦の浮上イベント追加
 ・その他イベント演出の追加
 ・スタート画面へチュートリアルの追加
 ・マルチアスペクト比率の画面へ出力対応
 ・表示の調整

しまにょ艦隊-謎の国籍不明潜水艦を撃沈せよ-

しまにょ艦隊-謎の国籍不明潜水艦を撃沈せよ- 公式ページ
http://si-phon.jp/solo/001/



百年戦争と薔薇戦争で登場するランカスター王朝
三代続いたイングランドの王朝を簡単に解説

 こまあぷ「百年戦争」と「薔薇戦争」で登場するイングランド王朝のランカスター朝について、簡単に解説します。
 この王朝は百年戦争中の1339年から、百年戦争終息後の1461年まで続いた王朝です。歴代の王は、ヘンリー4世(在位1339~1413年)、ヘンリー5世(在位1413~1422年)、ヘンリー6世(1422~1461年、1470年に一時復位)で直系男子の相続となります。
 この中で、ヘンリー4世はリチャード2世から譲位を受けて即位。このシーンをこまあぷ「百年戦争」でも表現しています。またイギリス史上最強かつ最高の王とされるヘンリー5世は、百年戦争再開時に登場。亡くなった後の弟たちの苦労がエクストラモードで再現されています。最後にヘンリー6世は、こまあぷ「薔薇戦争」にてヨーク朝へ譲位するシーンなどが収められています。

こまあぷ「薔薇戦争」

初代ランカスター公の誕生からヘンリー4世の誕生

 初代ランカスター公は、ブラックプリンス(エドワード黒太子)の弟・ジョンオブゴーント。彼は、妻が相続した広大なランカスター伯領を手にします。その後、後妻の相続権を主張して、カスティーリャ王位を手にしようとする野心家でした。
 こうした背景もあり、後年は幼いリチャード2世を補佐する立場となります。しかしながらリチャード2世が成人すると、財政難の王室はその莫大な資産に目をつけます。相続人であるヘンリー(後の4世)を国外へ追放し、ジョンオブゴーントが亡くなると、その資産を差し押さえました。
 これには国内の貴族達も将来の不安を感じ、追放されたヘンリーに加担する形でクーデターが起り、リチャード2世は譲位する事となりました。こうしてヘンリー4世が誕生します。


ヘンリー4世の治世からヘンリー5世の即位

 王位継承位という秩序を無視し、ほぼクーデターの形で譲位を受けたヘンリー4世の治世は、国内の反乱に明け暮れる時代となります。よってフランスとの戦争は休止状態となり、この時代はお互い国内の安定化に努める事となりました。
 そうして先に国内の安定化に成功したイングランドでは、ヘンリー5世が即位。王位継承権に従い即位したヘンリー5世の治世化に不安要素はなくなり、対フランス戦を再開させます。こうしてフランス戦に勝利し、曽祖父エドワード3世が主張したフランス王位の継承権第一位を得ました。


ヘンリー5世の崩御からヘンリー6世の治世

 フランス王位継承権第一位となったヘンリー5世は、フランス王に即位する事なく30代半ばで崩御。その権利は幼いヘンリー6世に託されます。ところが、フランスで反抗を続ける元王太子側が優勢となり、ジャンヌダルクの登場と共に、イングランド側は次第に劣勢に追い込まれます。
 そして大陸の所領を次々に失い、ノルマンディーとガスコーニュ地方を失う事で、安全な制海権をも失っていきます。こうする内にイングランドでは責任のなすりつけ合いが生まれ、国内で対立していた護国卿ハンフリーと叔父たちの対立が、フランス戦を指揮する摂政ジョンとの兄弟の対立へ、そのランカスター朝内の対立がランカスター対ヨークの対立に担ぎ上げられ、薔薇戦争へと繋がっていきます。


薔薇戦争の対立構図の背景

 薔薇戦争と言うと、一般にランカスター対ヨークという図式で表現されますが、その背景には大貴族たちの所領問題が絡められます。その主たる存在は、パーシー家とネヴィル家の存在でした。両家は共に、1066年のノルマンコンクェスト時に海を渡ってきたノルマン人の末裔で、当時は大貴族へと成長しており、所領問題で揉めていました。
 両家は共にイングランド王に仕える身なので、ランカスター王の臣下という立場です。しかしフランス戦の敗北でランカスター家の存在感が薄れ、その責任者であるサマセット公や身内であるエクセター公からパーシー家との結び付きが強まる中、ネヴィル家はヨーク家の支持に回っていきます。


 こうしてサマセット公が逮捕され、ヨーク公リチャードが護国卿となると、ネヴィル家の貴族は要職に付きますが、この反発がランカスター対ヨークの対立構図を固めていきました。
 こうした大貴族の対立構図が背景にある薔薇戦争後のイングランドは、大貴族も旧王族も力を失い、王権は強化され、ジェントリと呼ばれる中産階級が力を得て、新たに王位を得たヘンリー7世によって近世国家の道が開かれます。


百年戦争-The Hundred Years' War- 公式ページ
http://si-phon.jp/koma/005/

薔薇戦争-Wars of The Roses- 公式ページ
http://si-phon.jp/koma/006/

■百年戦争の解説
http://si-phon.jp/koma/000/190826.html

■薔薇戦争の解説
http://si-phon.jp/koma/000/190831.html