デミヤンスク包囲戦
-Battle for Frozen Pocket at Demjansk-
デミヤンスク包囲戦 作戦研究
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■1月シナリオ:Operation Staraja Russa in Jan.1942
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1月シナリオ:Operation Staraja Russa in Jan.1942
ソ連軍の基本作戦
ソ連軍の侵攻作戦の目標地点はドイツ第10軍団が配置されたスタラヤルッサ(①)、第2軍団が配置されたデミヤンスク(②)、旅団規模のカンプグルッペが配置されたホルム(③)の占領です。
スタラヤルッサ、デミヤンスク方面のドイツ軍は強力なので、ホルムの占領を目指しつつ、ドイツ2個軍団への断続的な攻撃を続けて疲弊させ、戦線の崩壊を目指す行動をとります。
ドイツ軍の基本戦術
・指揮範囲の有効活用
ドイツ軍の軍団HQの指揮範囲は5ヘクス、カンプグルッペの指揮範囲は3ヘクスです。この範囲外の戦闘ユニットはステップロスしている戦闘ユニットの補充ができないので注意が必要です。
この指揮範囲を有効に使う必要がありますので、ドイツ軍の2個軍団のHQを南北に移動させつつ、攻撃範囲内に指揮範囲を調整する必要があります。
・機動防御戦力の確保
ドイツ軍には移動力の高い3個の自動車化歩兵ユニットが存在し、これらを機動予備とする基本戦術が有効に展開できます。機動予備とは、前線の後方に配置した部隊が突出した敵へ攻撃を仕掛け、敵の打撃力を奪う作戦です。移動力が高い部隊を用いる事で広範囲に展開できる為、より有効に機能します。
また増援で登場する猟兵師団は訓練された精鋭部隊なので、これらのユニットを集中運用する事で有効な攻撃が可能となります。
2月シナリオ : Operation Demjansk Pocket in Feb.1942
ソ連軍の基本作戦
このシナリオでは両軍とも援軍が登場したところから開始されます。ソ連軍は南方にも援軍が到着し、この部隊がホルム方面へ侵攻。ホルム攻略後は北上してくると予想されます。
こうして南部から侵攻してくる部隊へドイツ軍が対応していると、今度は北部の部隊がスタラヤルッサを目指して侵攻してきます。更にデミヤンスク周辺のドイツ軍への攻撃も仕掛けてきます。デミヤンスク方面のソ連軍攻撃は打撃力が乏しいものの、ドイツ軍の補給量が尽きている場合は全滅もあり得るので注意が必要です。
ドイツ軍の基本作戦
・防御戦線の構築
南北から侵攻してくるソ連軍の攻撃に対して、序盤は防御戦が続きます。但しこの時期のソ連軍は火力が弱い為、ドイツ軍を正面から撃破する事は難しく、防御戦だけでも勝利する事が多発します。
またここでユニットをスタックすると、ヘクスあたりの戦闘力は向上するものの戦線が短くなって包囲されやすくなるので注意が必要になります。戦闘で敗北してユニット数が減少しても同じ問題が生じるので、可能な限りユニットの消耗を避ける行動が重要です。
・反撃時の補給切れに注意
ソ連軍の侵攻が頓挫した瞬間、ドイツ軍に反撃へと移るチャンスが訪れます。但しここで南北の戦線が共に反撃に移ってしまうと補給切れを起こすユニットが生じる可能性があるので、そこには注意が必要です。
反撃の為にHQユニットを移動させる時は、場合によっては反対側の戦線を下げて対応させる事も重要です。なお戦線を下げる事で、防御戦の持続力が高まる場合もあります。
・ソ連軍への反撃
ソ連軍は北部よりスタラヤルッサを目指す①の進路と、南部よりホルム経由でスタラヤルッサを目指す②の進路より攻めてきます。①方面のドイツ軍の守備が堅い場合、②の方を優先して侵攻してきます。
ドイツ軍は①の防備を固めておくと、北部のソ連軍侵攻を防げます。ただし②はソ連軍の部隊が増えてくると反撃が難しくなるので、敵が少ない内にデミヤンスク方面の部隊を捻出して反撃し、西方からの援軍が到着するまで持ち堪えて下さい。