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太平洋決戦のチュートリアル

『太平洋決戦～全軍突撃せよ～』には、発売直前になってエポック単体でプレイ可能なデータの提供と、チュートリアルエポックとして、「エポック0 スラバヤの号砲」が追加されました。
ここではその「スラバヤの号砲」を用いて、チュートリアルを展開します。

■エポック０スラバヤの号砲

●準備

　このエポックは艦隊戦と航空攻撃の練習エポックとなります。実際に戦闘が発生したインドネシア・スラバヤ沖がマップにはないので別のエリアで代用します。
([SolomonSea]と[CoralSea]を使用)

【勝利条件】敵艦隊を全滅させる。

【登場戦力】

◇日本軍
[第一艦隊]　CA-妙高・那智　CL-水雷戦隊x2　DD-防空戦隊
[第二艦隊]　CVL-龍譲(艦攻x1)　DD-防空戦隊x1

◇連合軍
[TF-1]　CA中破 (裏面使用)　CL-軽巡艦隊x2

【両軍のセットアップと行動】
日本軍は[SolomonSea]へ配置。連合軍は[CoralSea]へ配置します。ゲームは日本軍先攻で開始します。
日本軍は艦隊を編成し[第一艦隊]を[CoralSea]へ移動させます。ここで艦隊戦が発生します。決着がつかない場合は更に[第二艦隊]を[CoralSea]へ移動させて航空攻撃を行います。日本軍のフェイズが終わった時に米軍の艦隊が残っている場合は日本軍の[第一艦隊]を攻撃します。
第二ターン以後は[CoralSea]エリアでの戦闘を続けます。

●プレイ風景

○補充と編成
ゲームが始まると戦力を受け取り日本軍の艦隊を編成します。今回は重巡を中心とした戦闘艦隊[第一艦隊]と軽空母を持つ[第二艦隊]を編成します。続いて米軍の艦隊を編成しセットアップします。

○第一ターンの[第一艦隊]
日本軍の[第一艦隊]が[CoralSea]へ移動し[TF-1]と艦隊戦が発生しました。両軍の[E]に配置された艦同士によって先攻と後攻が決定します。
日本軍の[E]はCAで連合軍の[E]はCLなのでこの艦隊戦は日本軍の先攻となりました。

日本軍CA[E]→連合軍CL[E]への攻撃
CA対艦値[6]－CL防御値[3]＝[3]
ダイス[2]＋奇襲[1]＋CL補正[-2]＝[1]
被害結果→無し

ここで後攻側に被害が発生した場合は艦隊戦を終了します。連合軍の艦隊は規模の小さい後攻側に被害が出なかった事で後攻側の戦闘処理へ移ります。もし最初の先攻側攻撃時に被害が発生していたら後攻側は戦線離脱という事で退却します。
ここでは連合軍のCLが日本軍のCAへ反撃を試みます。

連合軍CL[E]→日本軍CA[E]への攻撃
CL対艦値[4]－CL防御値[5]＝[-1]
ダイス[3]＋補正[なし]＝[3]
被害結果→無し

最初の攻撃では御互い被害がでませんでした。次は先攻側の攻撃に戻ります。後攻側のCLが反撃した事で先攻側の攻撃はCLまでが参加できます。そこで日本軍の攻撃は全艦の攻撃が可能となります。
[BB/BC]→[CA]→[CL/CLA/DD]この順位で攻撃ユニットが決定します。

日本軍CA[E]→連合軍CL[E]への攻撃
CA対艦値[6]－CL防御値[3]＝[3]
ダイス[6]＋CL補正[-2]＝[4]　→　(表の1)
被害結果→[●]→中破

日本軍CL[A]→連合軍CL[E]への攻撃
CL対艦値[6]－CL(DD)防御値[1]＝[5]
ダイス[4]＋CL補正[-2]＝[2]　→　(表の2)
被害結果→[●]→撃沈

日本軍CL[B]→連合軍CL[A]への攻撃
CL対艦値[6]－CA防御値[5]＝[1]
ダイス[4]＋補正[なし]＝[4]　→　(表の3)
被害結果→[●]→撃沈(元が中破の為)

日本軍DD[F]→連合軍CL[B]への攻撃
DD対艦値[2]－CL防御値[3]＝[-1]
ダイス[6]＋CL補正[-2]＝[4]　→　(表の4)
被害結果→[なし]

[TF-1]へ被害が出たので連合軍の反撃はありません。ここで[第一艦隊]が仕掛けた艦隊戦は終了します。

○第一ターンの[第二艦隊]
[第一艦隊]に続き[第二艦隊]が敵へ攻撃を加える為移動します。

日本軍艦攻→連合軍CL[B]への攻撃
(対空判定)
連合軍CL対空値[4]＋支援艦[なし]＝[4]
ダイス[3]＋補正[なし]＝[3]
被害結果→[なし]
太平洋決戦エポック0 スラバヤ沖海戦
(対艦攻撃)
艦攻対艦値[6]－CL防御値[3]＝[3]
ダイス[6]＋CL補正[-2]＝[4]
被害結果→[●]