信玄上洛~武田の御旗を打ち立てよ~
武田信玄の上洛戦を再現したソリティアゲーム
『信玄上洛~武田の御旗を打ち立てよ~』は、武田信玄の上洛戦を再現したソリティアゲームです。ソリティアゲームとは、ソロ(一人)プレイを前提として設計されたゲームであり、対戦型ゲームのソロプレイとの違い、敵は法則に従って動いてくれます。
(Si-phonGameClubのコラム記事「ソリティアゲームについて」はこちらより)
一人プレイを前提として設計されていますが、本ゲームはシステム上、対戦も可能としました。ソリティアゲームとして設計されている為、もし対戦するならば一方はオブザーバー敵な存在として、相手をナビゲートしやすいシステムを取りました。そうしたインストラクト性の高い商品とも言えます。
モチーフが信玄の上洛戦という事で、マップは当時の武田の勢力範囲とその周辺勢力、及び、京までを取り扱っています。ユニットは、大名・武将ユニット、戦力ユニット、及び、マーカーで構成されており、今回、カードシステムは採用しておりません。各エリアは、国、分割された国、及び、複数国のそれぞれ一部を合併し表現しています。
プレイヤは、それらのエリアが有する戦力ユニットを大名・武将ユニットに率いらせ、上洛戦を展開していく事となります。
(Si-phonGameClubのコラム記事「信玄上洛の世界観について」はこちらより)
瀬田を渡り、山科を超え、京の都へ上洛せよ!
デザイナーズノートにもあるように『信玄上洛』はステップアップ式のルールを採用しました。
五本収録されているシナリオを順番にプレイする事で、次第にルールを吸収できるシステムです。シナリオについての詳細は、シナリオ紹介ページをご覧下さい。
最初の「西上作戦」シナリオでは、面倒な準備なしに上洛戦が開始します。ユニットの配置や移動、合戦など、『信玄上洛』の基本システム習得を目的としています。ここでは一部の処理を省略しています。
次の「長篠合戦」シナリオでは各種判定など、信玄上洛の世界観が広がる機能を体験します。合戦に纏わる処理をここで補完します。ここではシステムの習得を行うと共に、負ける理由も知る事ができます。この事が、次からのシナリオ展開で重要となってくる事でしょう。
そしてキャンペーンシナリオ「信玄上洛」では、武田信玄視点での上洛戦を展開します。上洛戦の前年、北条への侵攻から始まるこのシナリオでは、どの様な戦略が上洛への近道かを体験する事となります。もちろん北条や上杉と戦う事も可能であれば、そのまま織田と戦い上洛を急ぐ事も可能です。
続くグランドキャンペーン「御旗楯無」では、武田勝頼視点での武田家運営を模索します。信玄在命中からのスタートですが、武田家の運営は勝頼に引き継がれます。拡大続ける織田との戦いを如何に展開するか。戦略の幅が更に広がり、難易度は上がります。また、信玄の跡目を勝頼の子・信勝が引継ぎ、勝頼は陣代としてプレイする。そうした難解なオプションルールもご用意しました。
最期の「上洛でごじゃる」シナリオは、今川義元の上洛戦を切り取っています。伊勢湾エリアの制圧を目指すものとして再現したミニシナリオですが、上洛までを目指すものとした拡張セットアップ例もご用意しています。こうしたミニシナリオより、そのシナリオ改造、そしてキャンペーンシナリオの作成へと導く、見本シナリオとしての位置づけにもしております。
この様な製品構成になっておりますので、システムを習得しながら上洛戦を楽しみ、武田家運営に悩み、自作シナリオを嗜む、といった流れでお楽しみいただけます。ユーザーシナリオのフォローの意義
上記の様に「信玄上洛」のシナリオは、ユーザー側で自作する事も可能です。
その為、収録シナリオで使われない1560年代の戦国大名ユニットも、ユニットの中に含まれています。自らシナリオを作成し、収録シナリオを調整・改変する事で、ゲームの楽しみが一段と深まります。歴史を趣味とされる方へシミュレーションゲームへの間口商品として、また既にシミュレーションゲームファンである方を更に歴史へ深めるツールとして、そしてゲームから遠ざかっていた方々が復帰できるゲームとして、『信玄上洛~武田の御旗を打ち立てよ~』は商品化されました。
発売後も追加シナリオページにて、シナリオデータの公開を行い、ユーザーをフォローしています。
第一弾「謙信上洛」配信中 (上杉謙信でのプレイ)
第二弾「叡山焼討」配信中 (織田信長でのプレイ)
コンポーネント・価格等
詳しくは、信玄上洛の 製品概要ページをご覧下さい。
アナログ製品は2011年12月9日(金)発売されました。
また、大変申し訳ございません。発売中のアナログ版の初版解説書に誤植がございました。第二版のルールブックと解説書を、ご登録ユーザーへ無償配付しておりますので、ご登録時に申しつけ下さい。
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