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デミヤンスク包囲戦ソ連軍プレイモード追加!
鑑賞モード追加とカスタマイズ機能も拡充!!

 2021年4月19日(月)、装甲師団シリーズ「デミヤンスク包囲戦-Battle for Frozen Pocket at Demjansk-」がver1.1.0.0へ更新されました。各シナリオに【ソ連軍プレイモード】【鑑賞モード】が追加されました。またカスタマイズ機能も拡充しています。
 カスタマイズ機能の拡充に関しましては、ユニットレートの変更が可能となります。各ユニットは両軍兵科ごとに通常状態と損耗状態にて、"戦闘力""防御力""移動力""ステップ数"が変更可能となります。

■ver1.1.0.0での変更点
・各シナリオへ【ソ連軍プレイモード】【鑑賞モード】の追加
・シナリオ開始前にHQユニットの指揮範囲の変更機能の追加
・両軍兵科ごとにユニットレート変更機能の追加
・ソ連軍AIの強化


GooglePlay配信アドレス
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.si_phon.BattleforFrozenPocketatDemjansk

AppStore配信アドレス
https://apps.apple.com/jp/app/id1553708291

Microsoftストア配信アドレス
https://www.microsoft.com/store/apps/9MZ9NM4H6TZ9

Amazonアプリストア配信アドレス
https://www.amazon.co.jp/dp/B08WJ6M6Q6

■公式ホームページ
デミヤンスク包囲戦-Battle for Frozen Pocket at Demjansk-
http://si-phon.jp/solo/007/


デミヤンスク包囲戦

シナリオ1の基本戦略

 ソ連軍はスタラヤルッサの占領を目指し、その過程でホルム、及び、デミヤンスクの占領も目指します。但し、スタラヤルッサの東部、デミヤンスクの北部に配置されたドイツ軍は強力で、この方面からの攻撃だけでは突破が難しいと思われます。
 ドイツ軍の弱点はスタラヤルッサ南部ですので、当然ながらソ連軍はこの方面からの迂回攻撃を目指してきますが、ソ連軍の弱点も南部の戦力が少ない点です。そこでソ連軍が迂回するにはその戦力を捻出するしかないのですが、それがスタラヤルッサ南部に集結する前に、ドイツ軍としては防衛線を展開しつつ、各個撃破していく必要があります。

ソ連軍プレイモード

 ドイツ軍AIのコンピュータ側は、積極的に機動防御戦を展開してきます。機動防御戦とは、敵の攻勢に対して防御戦を展開しつつ、防衛ラインを縮小する等で機動予備を捻出して反撃を試みます。しかもスタラヤルッサ南部からの攻撃を試みる場合、可能な限りスタラヤルッサ周辺のHQユニットを南北に移動させて、指揮範囲を変更しつつ反撃してきます。
 北部からの攻撃だけではドイツ軍の突破が難しいソ連軍は、スタラヤルッサ南部からの攻勢により、スタラヤルッサ東部のドイツ軍が薄くなった時を見計らい攻勢を仕掛ける等、南北の連携が必要となります。

ドイツ軍プレイモード

 ソ連軍AIのコンピュータ側は、積極的にホルムとスタラヤルッサ南部への侵攻を試みます。ここでドイツ軍の選択としては、ホルムを見殺しにするかどうかの選択で、防衛ラインをどこに置くかの選択が生じます。
 ホルムを助ける前提で防衛ラインを設定する場合、スタラヤルッサの第10軍団HQユニットを数ヘクス南下させる必要があります。この場合、スタラヤルッサ東部の戦力は補給切れとなる為、こちらの防衛ラインも変更する必要が生じます。こうして機動防御戦を展開しつつ、援軍と補給が十分となった頃合いで反撃に移れると勝機が見えてきます。逆に補給切れに伴う部隊損耗でドイツ軍が敗北するパターンもありますのでそこは注意が必要です。

オプション/カスタム機能

 今回の更新により、HQユニットのみならず、兵科ごとに両陣営のユニットレートが変更可能となりました。AI側はこの変更された数値を見て動きが変わる場合もありますが、攻撃等は兵科により動かすユニットを決定している場合もあるので、バランスが大きく変わる場合があります。
 変更可能なのは[攻撃力][防御力][移動力][ステップ数]となります。これがステップロス時の数値と二重に設定可能です。またHQユニットは、シナリオ開始時にそれぞれ[指揮範囲]と[補給量]を変更できますので、難易度の調整も可能となります。

デミヤンスク包囲戦



神聖ローマ帝国シリーズ第一弾カノッサの屈辱の概要
ドイツ千年帝国の歴史を3+1のシナリオで表現!

 6月配信予定の神聖ローマ帝国シリーズ第一弾「カノッサの屈辱-Road to Canossa-」の概要は以下となります。本編シナリオは前回発表の通り【カノッサの屈辱】【金印勅書】【継承戦争】の3本となり、こちらは通常画面となる戦略マップと、戦闘が開始される会戦マップに切り替わるシステムを採用します。また【トゥールポワティエの戦い】シナリオは固定の会戦マップでプレイするボーナスシナリオとなります。
 ゲームを開始すると、プレイヤーは各ドイツ諸侯との関係性に注力し、皇帝位の確立を目指します。ドイツの諸侯はプレイヤーの行動により関係性が変化し、時には敵対します。

カノッサの屈辱

1000年帝国「神聖ローマ帝国」

 ドイツというと日本人に身近な存在ですが、神聖ローマ帝国というと途端に馴染みの薄い存在となります。元はフランク王国が母体であり、この王国は732年のトゥールポワティエの戦いにおいて、イスラム勢力に勝利する事で西ローマ帝国を引き継ぐ存在としてキリスト教の庇護者となりました。
 その後、王国は分割相続され、現在のドイツ、フランス、イタリアなど、西ヨーロッパ諸国の母体となります。初め、この皇帝はローマ教皇と持ちつ持たれつの時代を送りますが、後にハプスブルク家に皇帝位が移ると関係性は薄れ、またそれに伴って諸侯との繋がりも弱まり、ついには30年戦争といった暗黒の時代に突入します。その後、皇帝位の価値は下がり、有力諸侯同士での争いが表面化。最後はフランス皇帝ナポレオンによって帝国は解体されますが、有力諸侯同士の争いはこの後も続く事となりました。

フランク王国とトゥールポワティエの戦い

 732年、イベリア半島より侵攻してきたイスラム勢力に対して、フランク王国のカールマルテルは軍を率いて対決。ポワティエ近郊での会戦に勝利し、以後はキリスト教の庇護者としての地位を築きました。この戦いを会戦マップにてボーナスシナリオとして収録します。
 このフランク王国は後に勢力を拡大しますが、相続に伴い分割されます。これが現在のドイツ、フランス、イタリアの基礎となります。この中の東フランク王国が中部フランク王国を吸収し、後に神聖ローマ帝国となっていきます。

分割相続とローマ教皇の戴冠

 神聖ローマ帝国となった東フランク王国ですが、その王はローマ教皇によって戴冠され、西ローマ帝国の皇帝を引き継ぐ者となります。こうして皇帝と教皇の持ちつ持たれつの関係がスタートします。こちらを本編シナリオ1「カノッサの屈辱」として収録します。
 初期の神聖ローマ帝国は、旧中部フランク王国側を教会、旧東フランク王国側を貴族が治める形を取りますが、次第に教会には貴族の子息が送られていきました。こうして教皇との軋轢が生じていきます。なお、この時代はザクセンとバイエルンで皇帝位を争っています。

ハプスブルク家の台頭と暗黒時代の到来

 皇帝と教皇の権力争いの中、次第に皇帝位の魅力が薄れ、ハプスブルク家が皇帝となります。皇帝となったハプスブルク家は、オーストリアを中心に次第に権力を強化。十字軍の衰退もあり、教皇との権力闘争も希薄化。この時代をシナリオ2「金印勅書」として収録します。
 しかしキリスト教の腐敗からカトリックとプロテスタントに分かれ、プロテスタントを支援する外国勢力の介入もあり、神聖ローマ帝国は暗黒の時代に突入します。この時代よりバイエルンはフランスと、ザクセンは北欧諸国との結び付きが強くなっていき、30年戦争が勃発します。

プロイセンとオーストリアとの抗争

 オーストリアは帝国外の領土としてハンガリーを所有。神聖ローマ帝国皇帝でありつつも、ハンガリー王として帝国外の顔を持つ事となります。またザクセンの北に位置するブランデンブルク伯もプロイセン王として同様の顔を持ち、バイエルンは露骨にフランス王と接近。こちらをシナリオ3「継承戦争」として収録します。
 この時代、神聖ローマ帝国は完全に形骸化され、「神聖でもローマでも帝国でもない」などと揶揄される事態に陥ります。オーストリアとプロイセンはシュレジエン地方をめぐり戦争し、バイエルンはフランス皇帝ナポレオンと組みます。オーストリア継承戦争、7年戦争、ナポレオン戦争、普墺戦争といった戦争が続く時代です。