誘導、隠蔽、包囲、突撃、様々な戦術を必要とする戦国ゲーム
こまあぷ第三弾『桶狭間の戦い‐Drive on Okehazama‐』
本日、こまあぷシリーズ第三弾『桶狭間の戦い‐Drive on Okehazama‐』のホームページを公開しました。今川義元と織田信長との戦いが舞台です。ゲームデザイナーは、コマンドマガジン誌面でも活躍中の岩永秀明氏。同氏の抱負なプレイ経験が活かされたデザインです。
配信の開始時期は、8月中旬~下旬を予定。展開方法は従来のシリーズ展開と同じく、ソロプレイ版をAndroid版にて先行配信し、AI搭載アップデートを実施する予定です。他のプラットホームはその後の展開となります。詳細は追って発表いたします。
■桶狭間の戦い‐Drive on Okehazama‐
こまあぷ版のページはこちら
http://si-phon.jp/koma/003/
1560年の今川軍侵攻作戦を真面目に再現
1560年春、今川義元は駿河・遠江・三河の三国の兵を率い、尾張の織田信長を攻めました。日本史の中でも有名な合戦のひとつですが、この作戦の目的はよく分かっておらず、現在も研究が続けられています。
こうした曖昧な部分が多い合戦である為か、桶狭間はゲーム化される事が少ない題材のひとつです。こうした合戦に対してもゲーム化を展開していくのが、こまあぷのシリーズポリシーです。
今川軍の目的は、上洛なのか、制圧なのか
上洛だったのか、尾張の制圧だったのか。現在も研究が続けられている今川軍の侵攻目的ですが、ゲームの中ではどちらも採用しています。よって、上洛しても勝利、制圧しても勝利となります。
史料が少なく、検証・研究が進まない点を逆手に取り、織田軍は今川軍がどちらの作戦を採用しているのか、それを判断できないと、決戦に持ち込み難い状況を再現しました。
分かっているのは織田信長の戦力だけ
マップに登場するユニットで分かっているのは、織田信長のユニットだけです。しかも、ゲーム開始時はマップに登場しません。この駒の使い方がゲームを左右する事となります。
織田側は当初、4つある砦の守備隊をランダム配置しますが、その戦力は未知数であり、相手と接敵しないと分からないシステムを採用しています。これは、尾張を統一したばかりの信長にとって、各々の能力は未知数であり、実際に戦ってみたいと図れない状況を再現しています。
今川側も同様で、相手に接敵しないと自軍戦力も分からないシステムを採用しました。これらは、現在なお桶狭間の位置が分かっていない点から、未知のエリアへ侵攻する状況を再現しています。
何時何所で決戦するかを探りあうシステム
両軍、敵と隣接できるまで戦力の把握ができない状況ですが、ポイントとなるのは織田信長ユニットの投入です。こちらは奇襲効果として、織田方プレイヤーが好きに登場させます。信長は比較的高い戦闘力を保持しており、奇襲効果として、何所にでも登場可能なユニットとされています。しかしその時期と場所の判断を誤ると、一気に窮地に陥ります。
両軍、自軍の行動を隠蔽しつつ、決戦を仕掛ける為に敵を誘導し、敵の大将を包囲・撃滅が展開されます。こうした敵の動きに対する戦略性に富んでいる点が、今回の作品の特徴となります。
駒の嵐作戦-Operation Counter Storm-第三の矢
Unity4.5へ対応しVITA対応に向けた作戦始動
こまあぷではVITA対応の準備もあり、『空母決戦1942』ver1.3.0.0より、利用しているUnityのバージョンを4.5へ変更しました。今後は、VITAに合わせたUIの設計変更など行い、そこで生まれた新たな機能などは他のプラットホームにも応用する予定です。
なお、この変更により『空母決戦1942』(ver1.3.0.0)にて、一部の機種で画面が崩れる症状が発生しております。この修正をver1.3.1.0で行いました。ルール等その他の変更は行っておりません。
こまあぷ第一弾の『ガザラの戦い』につきましては、この症状は発生しておりません。よって、今回のアップデートはございません。